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施設カテゴリー: 戸室和楽ホーム

銀杯で乾杯☆彡


 

今年戸室和楽ホームでは、100歳を迎える方がお二人いらっしゃいます。

 

お二人共誕生日はまだなのですが、大きなプレゼントが届きました。

 

 

 

送り主を一緒に確認すると、、、「内閣総理大臣!!」

 

驚いた表情をされていましたが、開けて頂きます。

 

「なにかねえ」「お菓子じゃないかな」

 

そんなことを言いながら開けて頂くと中から出てきたのは立派な表彰状でした。

 

職員が広げるとゆっくり読み上げて下さいました。

 

 

 

 

 

まだなんかはいっとるわ」とおっしゃり木箱を取り出すと中には銀の盃が!

 

職員が「素手では触らないでください」と説明書きを読み上げていると、おもむろに素手で持ち、

 

 

 

 

 

「こんなんは使わなあかんもんや」

 

「冷たい酒飲まんなんな」とにっこり。さすがです。

 

 

 

 

 

100歳とは思えない、お達者な二人からパワーをもらい、

まだ残暑残る日々を乗り越えていこうと思いました。

 

 

ふるさと能登に


 

8月30日

 

うれしいお別れがありました。

 

うれしいけれどやっぱり寂しい…だけど…

 

そんなお別れです。

 

 

 

1月1日に能登を襲った地震の被害に遭われ

 

地震前まではご家族の介護を受けられご自宅で生活されていましたが

 

ご自宅の被害が大きく避難所で過ごすことが難しいため

 

 

金沢のご親戚の方のお祖母様が以前当施設に入居して下さっていた事があり

 

 

そのご縁を通じて当施設に避難されてこられたご入居者様が

 

 

本日地元の施設に移られることになりました。

 

 

 

 

これまでご家族様は2時間以上の時間をかけ面会に来られていましたが

 

これからは気軽に面会に行ける距離となりご本人様も

 

ご家族様も安心やとおっしゃっていました。

 

 

 

最後に仲良くされていた入居者様の記念撮影を。

 

 

 

 

「ふるさとに帰られる日まで元気で!」と

 

毎日声をかけあって過ごしてきました。

 

 

ご家族様とご本人様の笑顔を見ていると

 

1/12にご家族様と一緒に5時間をかけ金沢までお越しになり

 

お子さんやお孫さんたくさんの家族のみなさんに付き添われ

 

施設に来られた日を思い出してしまいました。

 

 

私たち施設の職員も一人でも多くの被災された方を

 

受け入れするために慌ただしくしていた中での入居でした。

 

 

ご家族様が入居者様の手を握り

 

「私ら大丈夫やさけ、迎えに来るまでばあちゃん元気でおるまっし!みんなで頑張るんやよ!」と

 

声を掛け合っていらっしゃった姿を思い出しました。

 

 

まだまだ元の生活に戻るには時間がかかると思いますが

 

 

あの日とは違い笑顔で車に乗られる入居者様と

 

ご家族様のお顔を見ることができてほっとしました。

 

 

 

 

これからもふるさとでご家族様と

 

仲良くお元気で過ごして下さること、

 

能登の復興を職員みんなで祈っています。

 

 

 

残暑お見舞い申し上げます


 

 

毎日記録的な暑さを記録しています。

 

言いたくないけれど…

 

口からついつい「暑いな~」と声が漏れてしまいます。

 

そんな毎日の中

 

少しでも入居者の皆さんの元気のもとになればと

 

栄養部からのエール

 

「うなぎちらし」をお昼にお出ししました。

 

 

彩りも良く皆さん「うなぎや!」と喜ばれていました。

 

写真を撮りに伺うと1番にうなぎちらしを召し上がって

いらっしゃる方が多数おられました。

 

 

 

 

この日のソフト食もとても彩りがよく皆さんも

「おいしいね。」と召し上がって下さっていました。

 

 

 

 

また6月に兼六園からいただいた梅干しも仕上がりました。

 

梅仕事|ブログ|社会福祉法人 眉丈会 (bijyoukai.net)

 

 

 

戸室和楽ホームの梅は5%減塩で漬けています。

 

 

干してある梅を食べたことありますか?

 

実は意外と好評で

そこまで味も濃くなく皮も身もやわらかく食べやすいんです。

 

今年も味の確認に

 

何人か来てくださり試食して下さいました。

(※試食は一人1個まででお願いします!!)

 

 

天気のよい日に3回しっかり干して仕上げました。

 

食欲の無い日にお出ししたり、

 

余暇活動でおにぎりやそうめんの薬味などに使用し

 

皆さんでありがたくいただきます。

 

 

 

「うなぎ」と「梅」は食べ合わせが悪いと言いますので別々の日にお出しして

 

 

厳しい残暑を入居者様と職員でしっかり食べてたくさん笑って乗り切りたいと思います。

 

 

残暑お見舞い申し上げます。

 

 

 

 

支えあう心と手仕事


 

昼下がりのひと時。

 

こちらの方々は毛糸とかぎ針で黙々と。

 

食器を洗うタワシを編んで下さっています。

 

 

 

 

慣れた手つきで集中されていました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらの方々は貼り絵を。

 

食堂に綺麗なヒマワリが咲く予定です。

 

 

かつては一日中家事をされていたであろう女性の皆さまは、

 

半数の方が何かしていないと落ち着かない様子で、

 

時に私たち職員が働いている姿を見つめておられます。

 

 

 

自分にできることがある、必要とされていると気づいて頂くことも

 

私たち戸室和楽ホームの理念である、

 

「居甲斐」につながるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

そんなわけで裁縫が得意な方にはせっせとぞうきんを縫っていただき、

 

私たち職員はその雑巾を使用して清潔を保っています☆彡

 

 

ランチはお寿司です


 

今日はお食事のご紹介です。

 

 

戸室和楽ホームには現在72歳から102歳の入居者様が

生活されています。

 

「高齢者」と言っても20歳の年の差があります。

 

年代が違えば当然ですが好みや馴染みのものに違いがありますが…

 

 

 

皆さんに「ごちそうって何ですか?」「何を食べたいですか?」と

アンケートを取った所リクエスト1位となったもの…

 

 

「お寿司」でした!

 

 

当施設の栄養士が手作りしてくれた

手毬すしを今日はご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

 

夏場のためおさかなは酢でしめて

お野菜などで彩りを加えた具材を乗せて

食べやすい大きさ、柔らかさに仕上げて提供しています。

 

 

また戸室和楽ホームでは普通食の他に

歯の無い方や嚥下(飲み込み)機能の低下された方にも

食べやすいソフト食を提供しています。

 

皆さんに味わっていただけるように工夫しました。

 

 

 

【普通食】

 

 

 

 

 

 

【ソフト食】

 

※ソフト食とは…

普通食を刻んだものと違いソフト食は、食材をミキサーにかけて固め直したもののことをいいます。

ソフト食はミキサー食と違い形があり盛り付けが普通食に限りなく近いため、他の形態と異なり食事の雰囲気や香りを十分に楽しむことができます。舌触りもなめらかなことから消化もしやすい特徴があります。

 

 

 

みなさん配膳するとすぐ「おいしそう!!」

 

「今日はごちそうやね!」と笑顔がこぼれていました。

 

茶碗蒸しも好評でした。

 

 

 

 

 

 

お味の方も「上々です!」「おいしいです。」と

うれしい感想をいただきました。

 

 

 

 

普段なかなか食事が進まない方や

食事摂取のお手伝いの必要な方も

手でつまんで食べられる手毬すしのため

自力摂取されている方もいらっしゃいました。

 

 

 

 

「食事」は生きていくために、欠かせないものです。

どんな人でも、健康であれば、お腹がすきます。

好きなものを食べている時は幸せ以外のなにものでもありません。

 

 

 

毎日の食事の中にも季節や変化を感じていただけるように

 

また入居者みなさんのリクエストを取り入れていきますね!

 

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